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昨年は台風19号の豪雨で広範囲にわたって河川の氾濫や崖崩れ等が発生しました。

 

身近なところでは多摩川による浸水被害も発生し、国立市でも台風接近前から自主避難所が開設されました。

 

 

飼い主の皆様も、実際にどうぶつと避難された方や自宅で不安な時間を過ごされた方が多かったと思います。

 

 

さらに今年は新型コロナウイルスが流行しており、感染予防にも気を遣わなくてはなりません。

 

 

避難所に人が殺到してしまうと、避難所が密集場所になってしまうため、「分散避難」が推奨されています。

 

 

避難する際には、感染予防のために持ち出し袋に、手指消毒薬ウエットティッシュマスク体温計等も入れておきましょう。

 

雨や風は事前に予測ができるので、風水害が発生する前に準備をすることができます。

 

 

差し迫ってからの避難では、大雨で視界が悪いなど危険が伴います。

 

 

住んでいる場所やどうぶつや家族の状況により個々に避難行動は異なります。

 

 

災害が発生することを前提に、どの時点でどのような行動をとるのか、自分自身とどうぶつの避難行動計画(タイムライン)を作ってみましょう。

 

 

東京都では「東京マイタイムライン」というシートをweb上で公開していますので、参考になさってください。

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/mytimeline/

 

 

シートを作るのはちょっと面倒だなと感じた方は次の2つだけでもやってみてください。

 

ハザードマップでは自宅のある場所はどのような危険がありますか?

 

②昨年の台風19号よりもさらに激しい豪雨が予想される時、接近の何時間前自分とどうぶつはどこに避難しますか?そのために必要なものは揃っていますか?

 

 

家は川沿いにないし、避難所にも行く必要はないから大丈夫と思っている方、本当にそうでしょうか?

 

 

例えば台風により停電断水が起きた場合、テレビもエアコンもつかない、携帯が充電できない、トイレが使えない、水が出ない、調理ができないといった状況に対処できるでしょうか。

 

 

必要なものは買いに行けばいいと思っても、一時的に物資が不足して手に入らないことも考えられます。

 

 

 

最低限必要なものとして、飲料水食料非常用トイレ燃料電源等は1週間分は用意しておきましょう。

 

もちろんどうぶつの分も一緒に用意しておきます。

 

 

在宅避難の備えをすることは、新型コロナウイルスの感染予防の点から考えても重要です。これを機に何が必要か考えてみましょう。

 

 

当院では、備蓄品をチェックできる「人とどうぶつのための備蓄用品チェックシート」、どうぶつの情報を書き込める「ペット健康防災手帳」を配布してきました。

 

 

現在は感染症対策のため待合室には置いていませんが、病院受付でお渡ししていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

災害が発生する前にできることをやっておくことが、飼い主の皆様とどうぶつの命と健康を守ります、ぜひ考えてみてください。

 

武井動物病院

2020年6月29日更新